DL32RはiPadと共にワイヤレスですべてのコントロールを可能にした32チャンネルデジタルミキシングコンソールです。直感的操作を実現するiPadアプリ 「Master Fader?」でミキシングコンソール内部のDSP操作、USBハードドライブへのマルチトラックレコーディング、そしてDL32Rへのマルチトラックプレイバックなどすべての機能をワイヤレスで操作が可能です。いままでにないミキシングを可能にしたデジタルミキシングコンソール、すべてをどこにいても。それがMackie DL32Rです。
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「今までのような考えを捨てることにより、ミキサーは新たな次元へと進化し、より操作しやすいものになると確信してました。」とMackieプロダクトマネージャーのBen Olswangはコメントしました。「妥協なくすべての機能をワイヤレスでコントロールを可能にすることにより、いままでになかったミキシングを可能にしました。」
Mackie DL32Rは3Uラックマウントの超コンパクトサイズにもかかわらず、フレキシブルでプロフェッショナルな入出力を装備しています。すべての32ch入力(XLR*24個、XLR/TRSコンボ*8個)にはプリアンプゲインやファンタム電源ON/OFFをワイヤレスでコントロールでき、リコール可能な新しいMackie Onyx+?マイクプリアンプを搭載。高品位なサウンドとクォリティーで定評と実績のある今までのOnyxマイクプリアンプをさらに改良したのが新しいMackie Onyx+?マイクプリアンプです。
「すべてのゲインセッティングを1db以内で20Hzまで追い込むことができる周波数レスポンスを得ることができます。」「すべてのゲインセッティングにおいてノイズは最小限に抑えられます。他社のミキサーではあり得ないことだと思います。」「DL32Rのインプットゲインはプロフェッショナルライブサウンドの厳密な基準のもとデザインされ、真のプロフェッショナルサウンドを実現します。」とBen Olswangは語ります。
Master Faderコントロールアプリによって14個のXLRアウトプットコネクターにステージモニター送りやマトリックスアウトなどすべての出力をアサインすることができます。またデジタルスピーカープロセッサーなどにアサイン可能なAES/EBUデジタルステレオ出力もフロントパネルに装備。また会場内どこにいてもモニタリングできるようにワイヤレスインイヤーモニターシステムにアサイン可能なステレオモニターアウトプットも装備しています。
Mackie Master Fader iPadアプリによってすべての操作をワイヤレスで操作可能なデジタルミキサー、DL32Rはいままでにないミキシングを可能にしました。メインミキサーを会場内中央に置く必要もございません。ミキサー本体はステージ上、もしくはステージサイドのラックに収納してしまいましょう。もうマルチケーブルは必要ございません。会場内の柱の後ろやバルコニーの下にしかミキサーを置けず、困った会場もあったかと思います。もうこういった会場内の最悪な環境に悩まされることはございません。会場内どこでも最適なミキシングができます。もちろんステージ上で完璧なモニターミックスも可能です。
メインミックス担当のエンジニアのみならず、モニターミックスのエンジニアや自分のモニターミックスをしたいミュージシャンなど自分のiOSデバイスひとつでDL32Rを操作することができます。触られたくない箇所はメインミックス担当のエンジニアがアクセス制限をかけることも可能です。
DL32Rは2つの方法でマルチトラックレコーディングとマルチトラックプレイバックが可能です。まずはUSBハードドライブにダイレクトでアクセスする方法です。24ビット、48kHzで24トラックレコーディングと24トラックプレイバックが可能です。近い将来、ファームウェアーのアップデートを予定しており、32×32が可能になる予定です。もちろんワイヤレスでこれらの操作ができます。
「DL32RにUSBハードドライブを接続するだけで会場内どこにいてもプレイバックコントロールが可能です。」「再生データは幕間のBGMやメンバー不足時のバックトラックにも使えます。わざわざレコーディングやプレイバックのための機材を用意しなくても大丈夫ですよ。」とBen Olswang。
2つめの方法は32×32のUSB2.0オーディオインターフェースを装備おり、DAWソフト経由でマルチトラックレコーディングとプレイバックが可能です。レコーディングデータは持ち帰ってミックスダウンしましょう。マルチトラックプレイバックはバンドがいなくとも会場内チューニングができるヴァーチャルサウンドチェックにも使えます。
DL32RにはパワフルなDSPを装備しており、大きなラックや高価なアウトボードエフェクターも必要ありません。すべての32ch入力にはハイパスフィルターを装備した4バンドパラメトリックEQと、ゲート、コンプを装備。4chリターンにはリターンチャンネル専用のEQとコンプ、14chのAUXセンド、6系統のマトリックスバスとステレオL/Rアウトには4バンドパラメトリックEQ、31バンドグラフィックEQ、コンプ/リミッターとタイムアライメント用のディレイも装備。6系統のサブグループにはEQとコンプも装備しています。これらのダイナミクス系プロセッサーにはモダンモードとビンテージモードが任意で選択可能です。さらに2系統のリバーブ、1系統のディレイの空間系エフェクターも装備。また6つのVCAグループや6つのミュードグループを組むことも可能です。
「DL32Rはこの価格でVCAグループやサブグループ、マトリックスバスなどプロフェッショナルミキサーにしか搭載されていなかった機能をも搭載しました。」「すべての入出力にプロフェッショナルな機能を装備し自由なミキシングが可能なデジタルミキサーをこの価格で実現したのはいまだかつてみたことがない」とBen Olswangは語ります。
入力から出力までライブサウンドのために設計されたMackie Master Fader iPadアプリによりDL32Rすべての機能をワイヤレスで操作することが可能です。Mackie Master Faderアプリは非常にシンプルに設計されており、直感的な操作が可能です。32chミキシング可能なパワフルでシンプルなアプリ、それがMackie Master Faderアプリなのです。
「もっとも特徴的なのは自由に設定可能なビューグループです。」「6つの自由に設定可能なビューグループによりたとえばドラムだけとか、うわもの楽器だけとか瞬時に呼び出して調整することが可能です。画面を横にスワイプする時間を短縮できますし、どこに何を入力したかも覚えていなくても大丈夫ですよ。」とBen Olswangはコメントしました。
Master Faderにはミキシング知識や、音響の知識があまりない方でも簡単に瞬時に呼び出すことができる、ファクトリープリセットをたくさん装備しています。もちろん自分で作ったEQカーブやエフェクターの設定もカスタムプリセットとして保存が可能です。その保存したデータは瞬時に呼び出すことができるので、セッティングの時間短縮にもつながります。またこれらのプリセットデータはMackieユーザー同士でe-mailやDropboxなどで共有が可能です。さらに随時アップデートを予定しており、更なる機能追加も予定しております。もちろん。このMaster FaderアプリはApp Storeで無料ダウンロードが可能です。
「すべてをどこにいても操作が可能なDL32R。自由に操作しどこにいてもミキシング可能なDL32Rを使えば、観客やミュージシャンすべての人に満足のいく結果をもたらすでしょう。」