いまさら聞けないシリーズその2 疲れないモニター環境を構築するには?

2017年4月18日

mackie_recording_blog_fatigue_0
リスニングにおける疲労とは?

疲れないモニター環境を構築するには?まずは耳を休めることが大事です。人間ですからね。疲れないわけないですよね。では長時間のミックス作業で疲れない方法は?これを理解し、それを疲労を少なくする方法を理解するために、私たちは最初に、耳の構造を勉強しなければなりません。内耳と外耳には、音を振動させ増幅する有毛細胞があります。大音量や長時間のリスニングは内耳、外耳の有毛細胞の損傷を引き起こし、耳の鳴り、疲労、さらには永久的な難聴を招くことがあります。さまざまな音にさらされている間、聴力の入り口が一時的に上がり、音に対する繊細さや感度が下がります。外耳の有毛細胞は反応が弱くなり内耳の有毛細胞に負担が多くかかるようになります。入ってくる騒音が増え、有毛細胞が休む時間がなくなると疲労がはじまります。特に長時間聴き続けた後に疲労が発生します。もちろん大音量の場合はさらに疲労が悪化します。

どうすれば疲労を回避できますか?

より最適なレベルでミックス作業を行ってください。スマートフォンなどでSPLメーターリングアプリをインストールし、自分のリスニングポジションの近くに配置することにより大体のリスニングレベルを測定することができます。正確な測定方法ではないですがおおよそのモニタースピーカーのレベルを確認することができます。

音楽制作では85dbが一般的だそうですが、これでもまだ長時間の作業には大きすぎるレベルかもしれません。残念ながら正解はございません。大きな部屋では小さな部屋と比べ大音量が必要になるからです。最高のアドバイスは、皆様の部屋でアドバイスすることですが、全世界中われわれが最適なレベルを確認することはできません。Mackieのスタッフにサンタクロースとトナカイでもいれば不可能ではないかもしれませんが・・・。いまここでアドバイスできることは75〜85dB程度のレベルでミックス作業を行ってください。

疲労を最小限に抑えるもうひとつのすばらしい方法は、こまめに休憩を取ることです。これは仕事でも勉強でも、スポーツでも同じことですね。休みすぎはだめですよ。休みすぎは休憩ではなく、サボリといわれてしまいますからね。大音量で聞き続けた耳を休めることにより、有毛細胞も回復します。より効果的に最適なミックス作業を完成させるためには1時間に1回、休憩をするとよいでしょう。さらに4~5時間以上にも及ぶ作業の場合は、5時間後には少し長めの休憩をとるといいでしょう。

休憩せず耳を酷使し完成させたミックスは決してバランスのよい音楽にはならないでしょう。休憩を取って耳をリフレッシュさせることにより、ミックス全体をやり直す手間もなくなり最適なミックスを作ることができます。最適なミックスを作ることによりあなたの音楽はミリオンセラーになるかもしれませんよ。もちろんミックス以前に音楽センスと、時の運も重要ですが・・・。

ミキシングエンジニアはミュージシャンやスポーツ選手と同じでアーティストです。自分自身のケアも忘れずに!

Mackieスタジオモニタースピーカーは用途やご予算に応じてさまざまな機種をご用意しております。すべて原音に忠実で明瞭度の高いサウンドを実現し、最適なミックス作業を行うことができます。是非、モニター環境を構築されたい方はMackieスタジオモニタースピーカーをご検討ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>