いまさらきけないシリーズその18 良いスタジオミックスとは?

2018年3月28日

mackie_blog_quick_studio_tips
・ミキシングの概念
最終的に聞きやすい音にまとめること。これがミキシングの基本です。言葉でいうと非常に簡単なように聞こえますがなぜ良いミックスを作ることは難しいのでしょうか?レコーディングミックスには目に見えない要素、耳で聞き取れない数多くの要素が含まれています。みなさまのミックスをより良いものにするためのヒントを少しだけ紹介いたします。

・良い音源を用意できていますか?
録音技術の進化、録音機材の進化によりミックス作業で何とかなると思っていませんか?最終的にプラグインエフェクトで加工すれば良いミックスができると勘違いしていませんか?それは絶対無理です。いくらミックス作業に長けているプロのエンジニアでも、どれだけ機材にお金をつぎ込んでも、まず入力した音源が規定のレベルに達していなかったり、歪んでいたりする場合、良いミックスを作ることは出来ません。

ドラム録音するためのマイクは適切な場所に設置してますか?ドラムの音が悪いと感じた場合、マイクの位置を変更することをまず考えてみてください。ギターの音が悪いと感じましたか?アンプの前に設置したマイクの位置を確認してください。マイクプリアンプの入力Gainトリムの設定はちゃんとしてますか?レベルメーターを見て適切な入力GainになるようGainトリムを調整してください。

もちろん、楽器の設定も大切ですよ。ドラムのチューニングはちゃんとされてますか?ドラムヘッドは交換しましたか?ギターのチューニングはあってますか?ギター弦は交換しましたか?

これらのレコーディングに関するすべてのプロセスが最終ミックスに影響してくることはいうまでないですよね。最初の段階で確認を怠ると、最終ミックスでは修正できませんよ。

・シンプルに仕上げる
レベル、L/Rパン、EQ、コンプレッサーはすばらしいミックスを仕上げるための基本的なツールです。これらの基本を理解することが必要です。例えるならこれらはパンとバターのような関係です。ドラム音源に厚みのあるローエンドを生み出し、音の輪郭を補強、トラックにきらめきを与える、プラグインソフト「サブハーモニックジェネレータ/エキサイター」などを使用する前に、レベル、L/Rパン、EQ、コンプレッサーの設定で調整してみてください。サンドウィッチを作るときにパンにバターを塗る前に具材をのせないですよね?まずは素材の味を楽しみましょう。

・最適な周波数特性を探る
すべての楽器やボーカルはフルレンジ周波数帯域をカバーしています。このことを知ることが良いミックスを作るための第一歩です。良いミックスにおいてすべての周波数帯域をカバーする必要はありません。例えばバスドラムの音にパンチがないと感じたことはありませんか?そういった場合、おそらくベースやギターの不要な周波数帯域がバスドラムとかぶってしまっているのかもしれません。ボーカルが奥まって聞こえてしまっていませんか?そういった場合、録音したギターの音源にミッドレンジが多すぎるのかもしれません。前述の通り、すべての楽器、ボーカルをフルレンジで再生する必要はないのです。一番得意とする周波数帯域のみ再生させることにより、すべての楽器やボーカルがちゃんと分離して聞こえるすばらしいミックスを作ることが出来ますよ。

・最後はやはり
そして最後は耳で音を確認してくださいね。レベルメーターや音響測定ソフトにばかり頼っていてはだめですよ。あなたの耳が最終的なサウンドを決定付けます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>