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デスクトップにパワーを!

超軽量でラックマウントも可能なPPM1012プロフェッショナル・パワードミキサーは、2つの非常に耐久性の高いパワーアンプ(800W + 800W)をメインとモニター用に備えています。1600ワットまでのシステムパワーを誇るこのミキサーは、かなり大型のパッシブ・スピーカーをドライブすることができます。PPM1012専用に設計されたClass-Dアンプは、最大の効率と最小の放熱を実現し、聴衆を圧倒するほどの音圧を提供し続けることができます。すでに他の製品でも実証済のMackieのFast Recovery回路は、 サウンドのひずみとピークでのラッチング現象を防止し、ピークに近いレベルで使ってもひずみのないミックスを提供します。また、スピーカーを保護するために、単体のリミッターに匹敵する性能のリミッターも内蔵しています。このリミッターのアタック/リリース・タイムは全帯域の音楽ソースを想定して調整されており、不快な音量の上下により、音楽を台無しにしてしまう心配はありません。PPM1012は驚くほど軽量ですが、とてつもなくパワフルです。PPM1012を最大出力で使っても、ディストーションを生じることはありません。

仕事をこなすための道具
パワードミキサーの多くは、ミックスするための機能が限定されているため、ミックスの質も平均的なものになってしまい、普通なら使わない類の、唖然とするほど質の低いエフェクターが搭載されている場合もあります。プロフェッショナルなら仕事のための道具にはこだわりたいものです。PPM1012は、優れたサウンドを提供するとても便利な「ツールキット」の役割を果たします。:

  • 原音に忠実で、ローノイズ/ハイ-ヘッドルームな特性を持つ、プレミアムMackieプリアンプリファイヤー。PPM1012は、信頼のMackieプリアンプリファイヤーを備えた8マイク/ラインチャンネルを装備。
  • 48Vファンタム電源を装備し、すべてのコンデンサー・マイクを使用可能。
  • チャンネルのサウンド形成を瞬時にこなす、業界標準機VLZ3シリーズと共通の、伝統のMackie 3-バンド・アクティブEQ。
  • 重要な楽器やボーカル・チャンネルにコンプレッサーなどの外部プロセッサー機器を接続するための、チャンネルごとに独立したインサート端子をモノラル・チャンネルに備え、リードシンガーの厳しい要求にも対応。レコーディング用のダイレクト出力としても使用可能。
  • チャンネル1-6に個別のインライン・コンプレッサーを備え、シンプルかつ自然なダイナミクスコントロールが可能。
  • 2系統のグラフィックEQをメインとモニターに装備。これらのEQはタイトなコンスタント-Qフィルターを備え、意図する周波数帯域だけを調整可能。
  • シンプルな装備ながら、ミックスには必須の、メインとモニター出力のメーターを装備。5段階のLEDメーターでは把握できないクリップも、PPMシリーズのより視認性の高い12-セグメント・メーターの超クイックな応答時間により、実際の出力を正確に表示。

“ギグ対応” エフェクト
新開発の2系統のRMFX+(ランニングマンFX)32-bitエフェクト・プロセッサーは、”ギグに対応”する使えるエフェクトをミキサーに備えました。例えば”お化けの雰囲気”みたいな何百もの奇抜なエフェクトのプリセットをスクロールして、エフェクトを探す必要が実際の現場であるでしょうか?”delay+phaser2″のようにこの先何百年も使わなそうなエフェクトは必要ですか?プリセットが多すぎるのも問題です。スクロールのしすぎで指の皮が剥けてしますかもしれません。RMFX+は、実用性と使いやすさが知られている、頼りになる24のFXを厳選しています。ウォームとブライトのキャラクター選択が可能な、スモール/ミディアム/ラージ・ルーム・リバーブは、ミックスに適度な空気感を加えます。シンプルでリッチなコーラスと実用的な複数のディレイを使えば、2時間ものサウンド・チェックをする必要はありません。さらにRMFX+は、ユーザー・タップ機能を装備した最初のミキサー内蔵エフェクト・プロセッサーです。ディレイを使うときにプリセットされたタイムが合わないときには、簡単にタップすることでタイムを変更できます。指先一つで簡単に操作でき覚えやすい、ラックに満載の機材に相当する能力を備えているので、次回のギグではとてもスマートにとても良い音が期待できるでしょう。

完全防備
PPM1012は、強固な金属製のシャーシで武装し、これから先に待ち構える困難や、夥しい量のこぼれたビール(ビールをこぼすととても悲しくなります)から回路を保護します。フロント・ハンドルが備わっているので、持ち運びも簡単で、さらに剛性を増し安全に使うためにラックにマウントすることも可能です。

Click for larger view of ppmchassisスピーカーとのマッチングも簡単
私たちはこのミキサーをできるだけ簡単に使えるよう設計しました。アンプにあったスピーカーを探す作業は、買い物の楽しみを台無しにしてしまうかもしれません。PPMミキサーとMackieのパッシブ・スピーカーはお互いのために生まれてきました。ボタン一つで使える、Mackieのスピーカーをかつて無く良い音で鳴らすための、Precision Passive EQも装備しました。人気のCシリーズ(C300/C200)からSシリーズまで、Mackieのパッシブ・スピーカーが必要とするパワーに完璧にマッチするように設計しています。S515クラスの15インチのスピ―カーのペアを他のパワードミキサーでドライブすると、煙を見ることになってしまうかもしれませんが、PPM1012ならS515ペア程度のスピーカーのドライブもお手の物です。一つのシステム全部のパワーをPPM1012一台でまかなうこともできます。実際、S515 15インチ2-ウェイ・スピーカー2本をメインに、C300を2本モニターに接続した場合でも、別のアンプを追加せずに、これらすべてを本体だけでドライブすることができます。
次回のギグで、Mackieのミキサー、コンプレッサー、Fast recoveryアンプ、2台のグラフィックEQ、”ギグで使える”エフェクトなど、本当にプロフェッショナルな機材が必要なら、PPM1012とMackieのPrecision Passiveラウドスピーカーを組み合わせさえすれば、究極のポータブル・プロフェッショナルPAシステムが完成します。


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フル装備、12-チャンネル1600W、超軽量プロフェッショナル・パワード・デスクトップ・ミキサー、4-セグメントとLEDとsolo PFLをすべてのチャンネルに装備
800W + 800W, Mackieによる設計のClass-D Fast Recovery™ パワーアンプリファイヤー
32-bit RMFX+プロセッサー、24のライブ・アプリケーション用”ギグに役立つ”リバーブ、コーラス、タップディレイのプリセット
8マイク/ライン入力と2ステレオライン入力により様々な入力ソースに対応
Mackieのハイ・ヘッドルーム/ローノイズ・マイクプリアンプ、外部信号の影響を排除
ボーカルや楽器素材に存在感と迫力を与える、新開発のインライン・コンプレッサー
Mackieの3-バンド・アクティブ・チャンネルEQ、モノチャンネルのMidはスイープ(100Hz-8kHz)、ステレオライン・チャンネル7,8は4-バンド・アクティブEQ
チャンネル7と8に、2つのDIボックス機能を内蔵し、楽器を直接接続可能
2 FX & 2 Mon、合計4系統のAuxセンド
MainsとMonitor出力に、メインのサウンドとモニターミックスを調整するためのデュアル9-バンド・グラフィックEQを装備
レベルコントロールと75Hz-100Hz可変ローパス・フィルターを備えたMono出力
3-モード・アンプリファイヤーにより、Mains Stereo L/R, Mono Mains/Monitor 1, または Mon 1 & Mon 2から任意にルーティングを選択可能
Mackie製パッシブ・スピーカーの使用時に、明瞭度を向上させ、低域のレスポンスを改善するPrecision Passive EQ
すべてのマイク入力に48vファンタム電源を装備
レベルコントロール付きヘッドフォン出力
12v BNC ランプ端子
戦車級の頑丈さを誇る金属製のシャーシ、ミキサー前面に運搬に役立つハンドルを装備
ラックマウント用金具を同梱
軽量でポータブル(29lbs/13kg)