Mackie Control Universal Pro, Mackie Control Universal, Mackie Controlの違いは何ですか?
 
                  Mackie Control Universal Proは、Mackie Control Universalの後継機種です。Mackie Control Universalは、Mackie ControlとLogic Controlのテクノロジーを1台のプロフェッショナル・コントロールサーフェスとして統合しました。なお、Mackie Control Universal ProとMackie Control XT Proは2010年より新しい工場で生産するようになり、フェーダーをアップグレードしました。オリジナルのMCUはフェーダーを動かすのにストリングドライブ機構を採用しておりましたが、新しく採用したAlpsフェーダーはラバーベルトを採用し、フェーダーのスムースなレスポンスと動作を実現しました。今回採用したAlpsフェーダーは他のプロフェッショナルな製品でも採用されており、長年における信頼性を確立しております。 
この新しいフェーダーはキャリブレーションを必要としません。その代わりに必要に応じて、ユーザー自身による調整が可能になりました。 
フェーダー調整方法はユーザーマニュアル、付録A(英文11ページ)を参照ください。 
2010年以降生産されたMCU Pro or MCU XT ProにはすべてAlpsフェーダーが搭載されております。
 
                  MCU Proのフェーダーの種類はどのようなものですか?
 
                    MCU Proは、100mmストロークのAlps 製のカスタム・タッチセンシティブ・モーター式オプティカル・フェーダーを装備しています。ムービング構造にラバーベルトを採用し、フェーダーのスムースなレスポンスと動作を実現しました。MCU Proに搭載されているAlpsフェーダーは他のプロフェッショナルな製品でも採用されており、長年における信頼性を確立しております。
 
                  ALPsフェーダータイプかどのように見分ければいいのですか?
 
                    Alps製のフェーダーは2010年以降に製造されたすべてのMCU ProとMCU XTに搭載されております。製造時期の見分け方法は、以下の通りです。本体の電源をオフにし、再度立ち上げなおします。再起動したMCU ProとMCU XTのディスプレイにご注目ください。下の図のように、ファームウェアーヴァージョンが、v4.0.1と表示された場合はAlpsフェーダーが搭載されたモデルです。 
  
   
その際に、ファームウェアーのヴァージョンがv3.0.0と表示された場合には2010年より前に製造されたモデルで、Alpsフェーダーは搭載されておりません。P&G製のフェーダーです。なお、旧タイプのP&G製フェーダーと現行品のAlpsフェーダーとの互換性はございません。また旧タイプのP&G製フェーダーはパーツ供給が終了しております。何卒ご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。 
  
   
                  何台までMCU ProにXT Proを追加することができますか? MIDI I/Oが3系統しかありませんが、3つ以上追加することはできますか?
 
                    以前のMCUと同様に接続できるコントローラーの数(とタイプ)はホストになるDAWに依存しています。3系統のMIDI I/Oを最初の3台までの拡張ユニットに使用して、それ以上の追加ユニットには、専用のMIDIインターフェィスを使用してください。接続例の図はこちらをクリックしてください。
 
                  MCU ProにはHUIモードが含まれていますか? 
                    はい!すべてのMCU ProにはPro ToolsをコントロールするHUIモードが含まれています。
 
                  “Lexan オーバーレイ”とは何ですか?なぜそれが必要なのですか? 
                    Lexanオーバーレイとは、DAW専用の用語が前面に印刷され、裏面は粘着性のある、ポリカードネート製の薄いシートです。これはMCU Proのマスターセクションに被せるよう設計されており、特定のソフトウェアのコマンドにボタンとコントロールを関連づけるものです。 
このオーバーレイにより、まるでこのコントローラーがお使いのソフトウェア専用に作られているかのように、どのボタン、フェーダーノブがお使いのアプリケーションのどのパラメーターをコントロールするのかがわかります。粘着面はコントロール・サーフェスの表面に跡が残らないように作られていますので、はがしたり、再び装着することを繰り返すことができます*。このようにユーザーが簡単にオーバーレイを交換することができます。 
下記アプリケーションに対応するLexanオーバーレイがMCU Pro に同梱されています:
 
- Avid Pro Tools
 
- Steinberg Cubase/Nuendo
 
- MOTU Digital Performer
 
- Tracktion
 
- Cakewalk Sonar
 
 
Logicについては、その機能がMCU Proの表面に印字されているのでオーバーレイを必要としません。下記LexanオーバーレイがMackie製品取扱店でパーツ購入が可能です。パーツ番号(P/N:)と共にお近くのMackie製品取扱店にお問い合わせください。
 
- Avid Pro Tools(P/N:0021703-00)
 
- Steinberg Cubase/Nuendo(P/N:0021703-01)
 
- MOTU Digital Performer(P/N:0021703-02)
 
- Tracktion(P/N:0021703-03)
 
- Cakewalk Sonar(P/N:0021703-04)
 
- Propellerheads Reason(P/N:0021703-05)
 
- Ableton Live!(P/N:0021703-06)
 
- Adobe Audition(P/N:0021703-07)
 
- SSL Soundscape(P/N:0021703-08)
 
- RML Labs SAW Studio(P/N:0021703-09)
 
- Sony Vegas(P/N:0021703-10)
 
 
                  MCU Proとコンピューターとの接続方法を教えてください。 
                    MCU ProはUSB MIDIインターフェィスを内蔵していますので、単に同梱されているUSBケーブルをMCU Proの背面のUSBポートに接続し、もう一方をMacやPCに接続すればよいだけです。 
MCU Proが準拠したMIDIデバイスとして表示され、ドライバーのインストールは必要ありません。
 
          なぜMCU ProはUSB接続で、MCU XT Proは古いユニットと同じMIDI接続なのですか? 
          ほとんどのユーザーがMCU Proを最初に購入し、次にMCU XT Proを”追加”ユニットとして購入します。MIDIをアドオンの接続プロトコルとしておくことで、短いMIDIケーブルをMCU ProのI/Oに接続し、整頓されたセットアップを保つことができます。もし追加のユニットが同様にUSB接続だったとすれば、たくさんのUSBケーブルをコンピューターまではわせなければならず、USBハブを購入する必要もでてくるでしょう。
 
          MCU Proをオーディオミキサーとして使用できますか? 
            MCU Pro自体をオーディオ信号が通過するわけではないので、「従来の」ミキサーとして使用することはできませんが、MCU Proは、ご使用のオーディオ・アプリケーション内のバーチャルミキサーをコントロールすることができます。MCU Proのフェーダーを動かすと、スクリーン上で調節が実行され、オーディオ・インターフェイス経由でその調整の結果を聴くことができます。従って、実際はオーディオがMCU Proを通過していなくても、オーディオミキサーとして使っているような感覚で作業することができます。
 
          
          MCU Proで使用可能なオプションはありますか? 
          はい!Mackie Control Extender Proによって、MCU Proにフェーダーを追加することができます。Extender Proは、MCU Proの、マスターセクションを除く、通常のチャンネルストリップのすべての機能を搭載しています。Extender Proは、1台のMCU Proをマスターセクションとして活用し、必要なだけコントロール・サーフェスを拡張することで、本当の意味で拡張可能なコントロール・サーフェスとして使用できるようにデザインされています。
MCU Proはさらに優れた拡張性を持っています。3つまでの外部MIDI機器をユニット本体に接続可能で、さらに他にMIDIインターフェィスを用意すればさらにたくさんの機器を接続可能です。
追加できるコントローラーの最大数とタイプは、お使いの音楽製作ソフトウェアに依存します。(より詳しい情報は、DAWに付属のドキュメントをご参照ください。)
 
          MCU Proがその他の競合製品に比べて優れている点は?
 
            MCU Proには以下の優位性があります。
 
- 同価格帯で最高の機能セットを提供
 
- 綿密なソフトウェアとの連携を可能にする独自開発のコミュニケーション・プロトコル(単純なMIDIマッピングではありません。またMackieの独自技術を模倣した製品では、完全にMCUプロトコルの利点を生かすことはできません。)
 
- 各DAWに適したラベリングが可能なカスタムオーバーレイを提供する市場で唯一のコントロール・サーフェス
 
- 同等クラスのその他のコントローラーよりも格段に多いコントロールボタンを搭載
 
- リアルタイムの視覚的なフィードバックとフル・トランスポート・ディスプレイ
 
- 優れた双方向コミュニケーションを実現し、常にモニターを確認する必要がないLCDメモストリップ
 
- あらゆるコントローラーの中で、最も拡張性が高く緊密なソフトウェア対応
 
- クラス最高のAlps製タッチセンシティブ100mmモーターフェーダー
 
- 従来のアナログ・ミキシングコンソールで培われた人間工学が生かされたルックスと快適な操作感
 
- 本当の意味でライブなMackoidsによるテクニカルサポート
 
- 同価格帯の製品にありがちなプラスチック製ではなく、プロフェッショナル製品にふさわしい金属性の筐体
 
 
          使っているソフトウェアのどのコントロールをMCU Proで使用できますか? 
            MCU Proと使用するソフトウェアによって異なりますが、Lexanオーバーレイには、特定のソフトウェア・アプリケーションをコントロールするのに必要な機能のすべてのラベルが含まれています。MCU ProのデフォルトのラベルはLogic用です。お気に入りのDAWに対応するMCU Proの対応機能のすべてについては、MCU Proに対応したソフトウェアバージョンに付属のDAWメーカーの説明書を参照してください。通常、この情報は、DAWメーカーのウェブサイトから入手することができます。
 
          MCU Proをラップトップと、もしくはモバイルスタジオで使用することができますか? 
            もちろんです! 
オンボードのUSBインターフェイスを使用することによって、簡単にMCU ProをUSB経由でラップトップコンピュータに接続することができます。
 
たびたび登場する「独自のコミュニケーション・プロトコル」とは一体何ですか? 
  基本的には、このコミュニケーション・プロトコルは、あなたのソフトウェアとこのコントロール・サーフェスが相互にコミュニケーションするための洗練された方法なのです。解像度は一般的なMIDIパラメーターが0から127なのに対して、私達のコミュニケーション・プロトコルは0から1023までの値で働き、より繊細な調整が可能になり、約10倍もの正確さを得ることができます。 
あなたがお使いのソフトウェアの開発者は、このコミュニケーション・プロトコルをMackie Control Proシリーズ・コントローラーがどのようにアプリケーションで動作するかカスタマイズすることができます。つまり、Mackie Control Proシリーズ・コントローラーは、他のどのコントロール・サーフェスよりも、あなたのソフトウェアと融合して働くのです。
 
      自分のソフトウェアがMCU ProとExtender Proに対応しているか確認したいのですが? 
        こちらからご確認ください。 さまざまな有名なソフトウェアーにMCU ProとMCU XT Proが対応していることが確認できます。MCU ProとMCU XT Proに対応するか否かはソフトウェアー会社次第ですので、もしこのリストに掲載されていないようであれば、ソフトウェアー会社にMCU ProとMCU XT Proに対応しているかどうかお問い合わせください。
 
      MCU Proになにかソフトウェアはバンドルされていますか? 
        はい、MCU Proには、MCU Proに完全対応したTracktion 音楽製作ソフトウェアがバンドルされています。
 
 
*免責事項:オーバーレイシートは粘着性のある素材のため使用状況によっては剥離できなくなる場合がございます。交換時にご注意ください。 
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