シームレスなインテグレーション
12チャンネルのOnyx 1220iは、見るからにデスクトップに丁度良いこのサイズとしては驚くべきパフォーマンスを提供します。4つのOnyxマイクプリアンプ、スムースな60 mmのチャンネル・フェーダー、トーン形成能力でよく知られたPerkins EQなどのプレミアム級のアナログ面の特徴は、このクラスでは他に比較できる製品はありません。16×2のFireWireインターフェースを内蔵し、12チャンネル、すべてのAUXとマスターL/Rの信号を同時に、一切のルーティングをすることなくとても簡単にお気に入りのDAWに送信することができます。さらにDAWから2チャンネル分の信号をチャンネルストリップにダイレクトに戻し、ミックスを統合することできます。とても簡単でしかもプロフェッショナル、これがOnyx 1220iです。
より高度なFIREWIREの統合
Onyx-i シリーズは、ほかのどのミキサーよりも、より高度にFireWireを統合し、即座に強力なルーティングの能力を提供します。:
Wet or Dry? — 信号はウエットでもドライでもかまいません。このミキサーのすべてのチャンネルは、プリまたはポストEQでルーティング可能で、’EQ to テープ’を適用するかどうかを選択できます。
スタジオ品質のエフェクト—すべてのAUXセンドをコンピューターに送ることが可能で、ライブの現場では、お気に入りのプラグインを立ち上げ、コンピューターを強力なFXエンジンとして活用できます。
ミックスを保存する — MasterのL/Rはアナログ・ミックスの録音のために、コンピューターに送ることが可能です。ライブが終わったらすぐに、ライブミックスのCDを焼いてその場で販売できます!
ミックスを統合する — コンピューターからのステレオ・リターンを、その場でモニターするためにコントロールルームに返したり、チャンネル・ストリップに戻してミックスに統合することができます。
レイテンシーのないオーバーダブ — これはハードウェアのミキサーが持つ大きなメリットの1つです。アナログ・ミキサーなら、レイテンシーのないオーバーダブも簡単です。スタンドアローンのインターフェースで使われている難解な”DSP”ミキサーに手を焼く必要はもうありません。
1220iは、お気に入りのDAWとシームレスにFireWireで接続することができます。ルーティングを切り替えることなく、すべてのチャンネルとAUX、(そしてもちろん)マスターのL/Rを同時にDAWに送ることができます。Onyx-iのFireWire接続は驚くほど余裕があり、1220iではそれをフルに活用することができます。
アナログミキサーとしての価値
プレッシャーの多い、レコーディング・セッションやライブのパフォーマンスの現場では、アナログミキサーの安心感と信頼性に勝るものはありません。20年にも及ぶ設計の経験がある、この業界でも有名な技術者によって磨き上げられたOnyx-iシリーズ・ミキサーは、現在のサウンド・エンジニアが入手可能なフル機能のアナログ・ミキシング・ボードとしては最高のサウンドを提供します。
1220iはもてあますほどのアナログ性能を持っています。1220iには、今日入手可能な高品質なプリアンプの一つとしての評価を得た4つのOnyxマイクプリアンプが装備されています。高価なプリアンプを買うために、家賃の安いところに引っ越す必要はもうありません。よく知られたMackie EQの正確なコントロール性能を犠牲にすることなく、質の高い音楽的なQフィルターを提供するPerkins EQを装備しています。8つのマイク/ライン・チャンネルには、4バンドのデュアル・スイープPerkins EQ、4つのステレオライン・チャンネルには、3バンドのPerkins EQが採用されています。このように入力する信号の種類にかかわらず、用途にあわせてチャンネルのEQが備えられています。ほかのアナログ的なツール、2系統のAUXセンドは、モニター用のミックス、エフェクト・ループ、ヘッドフォンミックスなどの別系統のミックスのためにプリ/ポスト・コントロールを備えています。チャンネル1と2にはDI機能を内蔵し、ギターやベースなどを直接接続することが可能で、マイクを内蔵した専用のトークバック・セクションにより、ステージ上、またはレコーディング中のバンドのメンバーと簡単にコミュニケーションすることができます。これらの実績のある優れたサウンドのアナログ機能によって、歴史に名を残すミックスの作成もより簡単になりました。
クオリティーへのこだわり
Onyx 1220iは多数のプロフェッショナル級のアナログ機能と、非常に親密なDAWとの統合環境を提供します。しかしそれだけではありません。その機能的、現代的なデザインゆえ、エンジニアの友達に自慢するために、美術館級のディスプレイをしたい衝動にかられるかもしれません。もちろん、Mackieの製品ですから、 ”戦車級の頑丈さ”を誇り、これから何年にもおよぶ激務をこなすことは間違いありません。
すべてのオーディオ機器メーカーにとって、たくさんのクオリティーの低い部品をシャーシに詰め込むことは簡単なことで、実際多くのメーカーがそうしていますが、Mackieのミキサーはその限りではありません。Onyx-iシリーズのすべては、クオリティーそのものであり、そのクオリティーのために、すべての信号経路にハイエンドの部品が使われています。フロントエンドでは、Onyxマイクプリアンプによる穢れのない信号の増幅を感じ、それを有名なPerkins EQに通すこともあるでしょう。その後信号は、ポテンショメーターを埃や汚れから守る、シールド加工された一連のロータリーノブを経由し、前述された部品によって原音のクオリティーを保ったまま、可能な限り高いヘッドルームを提供するために独自に設計されたサミングバスに到達します。信号をFireWireの出力にアサインすることもあるかもしれません。その場合、信号はハイエンドのCirrus製コンバーターを介していとも簡単に送信されます。オーバーダブするときに、DAWからバッキング・トラックの信号を流してミックスに統合することもあるでしょう。この場合は、AKMのハイエンドなデジタル-アナログ・コンバーターが完璧なプレイバックのクオリティーを保証します。これらのコンバーターは、超高品質なもので、より高級な(そして高価な)インターフェースの一部と比較されるクオリティーのものを採用しています。最初から最後まで、使用方法に左右されることなく、1220iはこの業界のプロフェッショナルが求めるクオリティーを提供します。
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フロント (.JPG, 3.1 MB) |
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リアパネル (.JPG, 1.6 MB) |
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左斜めから (.JPG, 2.2 MB) |
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右斜めから (.JPG, 2.2 MB) |
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オーナーズマニュアル
(日本語 .PDF, 12.6 MB)
スペックシート
(日本語 .PDF, 769 KB) |
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