独自の設計が際立つポータブル軽量パッシブスピーカー
有名なMackieならではのサウンドクオリティーで持ち運びやすい軽量なスピーカーを探しているけれど、すでに業務用のパワーアンプにかなりの予算を使ってしまったなんてことはありませんか?すでに持っているパワードミキサーやアンプを使って、効率よくサウンドを向上させたいと思いませんか?
そんな皆さんに朗報です。C300z 2ウェイ・ポータブル・パッシブスピーカーは、卓越した明瞭度と広い指向性を持ち、伝説ともいえるSRMシリーズの人間工学を適用した製品で、ミュージシャン、DJ、小さなクラブに最適のシステムです。小さいながら高出力で、ポールマウントして小規模フルレンジPAシステムを構成したり、必要に応じてサブウーファーと組み合わせたり、さらには高品質のフロアモニターとしても機能します。
EAWの卓越した技術による正確なチューニング
新しいCシリーズのパッシブ・ラウドスピーカーは、EAWのラウドスピーカー開発チームによってチューニングされた、Mackie初の軽量パッシブスピーカーです。EAWは、25年以上もの高出力のラウドスピーカーの経験を持っており、スーパーボウル、アイアン・メイデン、ローマ法王の説教など重要なシーンで活躍したスピーカーを作ってきました。このような非常に大規模なシステムは、はるかにコストがかかっていますが、C300zにはそれと同じコンセプトが多く採用されています。例えば、50Hzから3000Hzの周波数特性に対応するカスタム12インチLFドライバーと、それを駆動する3インチ・ボイスコイル、よく制御された広い指向特性を実現し、スピーチレンジや音楽再生において重要な1000Hzから20,000Hzまでの中高域と高域の周波数の再生を行う1.75インチの高域用チタニウムドライバーとホーンなどにその技術が応用されています。
完璧さのためにチューニングされたクロスオーバー
クロスオーバーをチューニングすること(ボイシング)には、多くのメーカーが見過ごしている重要な要素がいくつもあります。つまり、優れた技術が採用されているスピーカーからには、それに応じたベストな結果を期待することができるバランス設計が適用されているのです。Cシリーズのクロスオーバーは、ユニークな非対称のスロープを持った低インピーダンス補正クロスオーバー(LICC)デザインを採用しています。イコライザーとクロスオーバーのポイントは、HIとLOWどちらのユニットも放射パターンがマッチし、あらゆる音量レベルで自然なサウンドを提供するよう細部にまで配慮しながら選ばれています。詳細を読む。
かなり広い指向性
スピーカーの正面では音楽がすばらしく聞こえるのに、会場の横や後ろに移動すると台無しになっている、そんな経験はありませんか? 私たちにもそんな経験をしたからこそ、C300zにマルチセルのホーンスロートを搭載したのです。説明するのは難しいのですが、その設計により、高域と中域でより広くより均一なサウンドの放射を実現しています。これなら壁際にいても正面にいるときと同じようにすばらしいサウンドを楽しむことができます。詳細を読む。
エンクロージャーの違い
工場では誰でもエンクロージャーを組み立てられるし、ユニットを入れることもできます(そして多くのスタッフにとってまさしくそれが仕事です)。しかし低域ユニットを四角いエンクロージャーに入れると背面からの反射で共鳴が発生し、コーン紙との間で位相が反転するため音質を損なうことになります。C300zのエンクロージャーは非対称型のモノコックデザインで平行面がないため、中域と高域の共鳴はウーファーと相互干渉を起こすことなく、にその角度に応じて内部の吸音材に向けられることになります。詳細を読む。
すぐれたフロアモニターとして
優れたフロアモニターは、ボーカルのマイクからフィードバックを生じさせることなく、大音量で出力することが可能です。一方、粗悪なフロアモニターは使用したいレベルに上げたとたんにフィードバックを発生させてしまいます。フロアモニターのハウリングは周波数特性や指向性が均一でないために発生することが多いのです。つまりある周波数が他よりも高いレベルでマイクに到達してしまうのです。フロアモニターの音量を上げたときこの突出した周波数がハウリングのきっかけになってしまいます。C300zは極めてなめらかで突出する周波数のない特性を持ち、ワイドに高周波数域を放射します。このためハウリングを誘発する耳障りな周波数がブーストされることなく、音量を上げることができるのです。極端なチューニングも不要で、このクラスのパワードスピーカーあるいはフロアモニター専用モデルに迫る仕上がりになっています。
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システムのスペック :: |
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周波数特性 (–3 dB):
55Hz – 18kHz |
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周波数特性 (–10 dB):
45Hz – 20kHz |
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最大SPL継続 @ 1m: 123dB
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クロスオーバー周波数: 1800 Hz
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オーディオ:: |
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入力タイプ: Speakon®-style NL4ジャックと1/4インチTSフォンジャック
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入力インピーダンス: 8 ohms
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パワーハンドリング: (RMS) 300 ワット, (peak) 750 ワット
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C300z – フロント (.JPG, 301 KB) |
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C300z オーナーズマニュアル
(.PDF, 1.6 MB, 日本語) | ||
C300z スペックシート
(.PDF, 787 KB, 日本語) | ||
C300z クイックスタートガイド
(.PDF, 495 KB, 日本語) |