Mackie CRシリーズ・スタジオ・モニターで完璧なサウンドを実現する方法

2025年3月5日


Mackie CRシリーズ・スタジオ・モニターは、長年にわたり数多くのミュージシャンやプロデューサーに愛用されてきました。2025年2月28日より発売開始のCRシリーズの第三世代最新バージョン「CR3.5」「CR3.5BT」「CR4.5」「CR4.5BT」「CR5BT」「CR8BT」は、原音に忠実なモニタースピーカーサウンドを提供すると同時に、いままで以上に様々な用途で使用できるよう新機能を追加しました。

新たに【TONE CONTROLノブ】、【LOCATIONスイッチ】を追加し、CRシリーズ・スタジオ・モニターは、ゲーミング・スピーカー、普段使いのオーディオ・スピーカー、ホームパーティー・スピーカー、デスクトップ・コンピューター・スピーカーなど様々な用途で最適なセッティングをすることが可能になりました。

TONE CONTROLノブ
もっと低域が欲しい。もっと伸びのある高域が聞きたい。そんな要望に応えました。CR最新モデルに搭載した「TONE CONTROL」ノブを徐々に右に上げていくことで徐々に低域と高域がブーストされます。迫力のあるゲーム音楽やきらびやかな音で楽しみたいEDM、ポップスなど好みや用途に応じて瞬時に音質を調整することができます。もちろん基本は原音に忠実なスタジオモニターサウンドなので、「TONE CONTROL」ノブを操作しても明瞭度の高いサウンドを実現します。「TONE CONTROL」ノブを左に下げきるとスタジオモニタースピーカーとしての超フラットなサウンドを再生します。

LOCATIONスイッチ
スピーカーからの再生音は距離によって伝わり方が異なり、低域と高域のバランスが変わります。聴く場所によって最適なサウンドを再生するのがこのスイッチです。音楽制作やコンテンツ制作など机の上で作業を行う場合は「DESK TOP」モードに、普段使いでリラックスしながら音楽を楽しみたい場合は「BOOK SHELF」モードに切り替えてください。CR最新モデルを設置した部屋ならどこにいても原音に忠実なスタジオモニターサウンドを楽しむことができます。

豊富な入力端子
CR最新モデルには様々な音源に対応可能な豊富な入力端子を装備しました。(TRS/TS×2/RCA×2/ステレオミニ×1)さらにヘッドホン出力端子も装備。ヘッドホンを接続するだけでスピーカーからの音はシャットダウンされヘッドホンアンプとしても使用することができます。さらに型番にBTと記載されているモデル「CR3.5BT」「CR4.5BT」「CR5BT」「CR8BT」ではBluetooth®ワイヤレスストリーミングも可能です。

【音楽制作用スピーカーCRシリーズ】
2014年に発売されたオリジナルのMackie Creative Referenceモニターは発売開始以来、この象徴的なグリーンとブラックのデザインを採用。音楽制作用途で数多くのミュージシャンやエンジニアに愛用されてきました。2025年発売開始のCR最新モデルは、その品質と伝統を引き継ぎながら、様々な用途で設置・使用可能な機能を追加しました。

ここでは、スタジオ・モニタースピーカーとして完璧な機能と、レコーディング、ミキシング、トラック制作時に新機能を最大限に活用する方法をご紹介します。

※音楽制作の為のTONE CONTROLノブ
スタジオモニタースピーカーで一番重要なのは原音に忠実なサウンドを再生することです。低域や高域を誇張したりすると一瞬いい音に聴こえますが、これは他のスピーカーで再生したときに音が痩せたり、明瞭度にかけたサウンドになってしまいます。そのためスタジオモニターは基準になる音を再生しなければならないのです。

音楽制作でMackie CR最新モデルを使用する場合はTONE CONTROLノブを左に振り切ってください。この設定を行うことで周波数カーブがフラットになり、周波数スペクトラムが他の部分よりも強調されることはありません。再生している音源がどのように鳴っているのか細部まで把握・確認することができるようになります。

※備考:このTONE CONTROLノブを音楽制作で使用することもできます。プロのレコーディングエンジニアはスタジオモニターでミックスした音源をラジカセや民生スピーカー、カーステレオで再生しどのようにミックスした音源が聴こえるか確認する作業を行ってます。これは世の中に出回った音源がどのように聴こえるか確認するための作業です。一般的に「ラジカセミックス」とも呼ばれています。CR最新モデルを使用すれば別途ラジカセを用意する必要はございません。TONE CONTROLノブを右に回していくことにより低周波数と高周波数をブーストすることができ、民生品のスピーカーで再生している音を再現することができるからです。TONE CONTROLノブをどの位置に設定しても、音の再生バランスが崩れていなければ、最適なミックスができているとお考え下さい。

※音楽制作のためのLOCATIONスイッチ
TONE CONTROLノブは可変で設定が可能ですがLOCATIONスイッチは「DESK TOP」「BOOK SHELF」2つのモードの切替のみです。

CR最新モデルを机の上に設置したりミキサーの横に設置する場合はこのスイッチを「DESK TOP」に設定してください。この設定をすることで原音に忠実なサウンドがスピーカーの前の椅子に座ったあなたの耳に届きます。また部屋の中の残響音や歪を抑えることができ音楽制作に没頭することができます。

※備考:「ニアフィールド」と「ファーフィールド」のスタジオモニターを目にすることがあるかもしれません。これらはそれぞれ「DESK TOP」「BOOK SHELF」と同じ意味です。

※プロフェッショナル対応入力端子TRS
音楽制作、レコーディングではMackie Onyx Producer2.2のようなオーディオインターフェースやProFXシリーズのようなミキサーを使用していることでしょう。これらの機器には必ず接続ケーブルによるノイズ軽減のためのバランス入出力端子を装備してます。CR最新モデルの入力端子にも、もちろんバランス入力対応可能なTRS端子を装備しております。

【ゲーム用途としても】
ゲーム用スピーカーは、多くの分野をカバーする必要があります。環境音、爆発的な効果音、低く鳴り響く足音、壮大な音楽、セリフなど、様々な音源を再生する必要があります。これらはすべてゲームを盛り上げるために欠かせないものです。CR最新モデルはゲーミング用途としても満足いただけるサウンドを再生します。

ここでは、ゲーミング用途として完璧な機能を最大限に活用する方法をご紹介します。

※ゲーミング用途としてのTONE CONTROLノブ
ゲーマーはゲームのストーリー性と没入感を重視したり、ロールプレイングゲームや映画的なゲームに没頭するゲーマーもいます。またバトルロイヤルやシューティングゲームに長い時間を費やす方も数多くいます。TONE CONTROLノブを使用すれば様々な好みに応じて音質をコントロールすることができます。

ファンタジーやアクション・アドベンチャー・ゲームでは、胸に響くようなパンチのある臨場感あふれるサウンドが求められるでしょう。TONE CONTROLノブを右に大きく回してみてください。低音とハイエンドの煌めきがブーストされ、落下音や爆発音など心地よく再生されることでしょう。もちろん好みに応じてTONE CONTROLノブを調整してください。

対戦型ゲームでは、正確さと明瞭さが重要です。足音や茂みのざわめきまで聞き取り、敵が近づいていることを確認したいでしょう。最も正確なレスポンスを得るには、TONE CONTROLノブを左いっぱいに回します。Mackieのプログレードのサウンドクオリティにより、あらゆるサウンドが聴こえ、瞬時に敵を感知し、対戦に打ち勝つことができるでしょう。

※ゲーミング用途としてのLOCATIONスイッチ
ゲーミングモニター付きのPCゲーミングバトルステーションをお持ちの場合、スピーカーをディスプレイの両側に配置し、LOCATIONスイッチを「DESK TOP」モードに設定してください。これにより目の前のCR最新モデルから迫力のあるサウンドが再生されます。またスタイリッシュなデザインを採用したCRシリーズ・スピーカーは意匠を損ねないブラックの筐体、ワンポイントアクセントの「Mackieグリーン」のリングがゲーミング意欲を掻き立ててくれることでしょう。ゲーム配信時に画面に映り込むことで視聴者からも称賛されること間違いなしです。

ゲーム配信を視聴している方はLOCATIONスイッチを「BOOK SHELF」モードに設定してください。ソファーに寝ころびながら、愛する猫を膝の上で愛でながら最適なサウンドでゲーム配信を視聴することができます。

※ゲーム機器接続対応入力端子AUX
ゲームで使用するデバイスは様々な機種があることでしょう。デスクトップPCやノートPC、携帯ゲーム機など音声出力端子は機種によって異なります。そんななかでも大半のデバイスにはヘッドホン出力端子(ステレオミニ3.5mm)を装備していることでしょう。CR最新モデルのはこれらに対応すべくステレオミニ3.5mmAUX入力端子を装備してます。ゲーミングデバイスのヘッドホン出力とCR最新モデルのAUX入力端子を両端ステレオミニケーブルで接続するだけです。

※備考:深夜にスピーカーから大音量が出せず、ヘッドホンで楽しみたい時もありますよね。大丈夫です。CR最新モデルにはヘッドホン出力端子も装備しました。ヘッドホンを接続するだけでスピーカーからの音はシャットダウンされヘッドホンアンプとしても使用することができます。

【普段使いのHi-Fiオーディオスピーカーとしても】
お気に入りのCDやレコードはオーディオスピーカーで楽しみたいですよね? でも大丈夫。CR最新モデルはオーディオ用スピーカーとしても楽しむことができます。Mackieは35年以上プロフェッショナルオーディオ製品設計開発してまいりました。これらの経験と実績をふんだんに採用したのがCR最新モデルです。プロフェッショナルサウンドを再現するためにコンシューマー向けのオーディオスピーカーの研究も日々行ってます。CR最新モデルはノブやスイッチで音質をコントロールすることができるため原音に忠実なスタジオモニターサウンドを犠牲にすることなく、用途やお好みに応じて様々なサウンドを再生することができます。

※Hi-Fiサウンドを実現するTONE CONTROLノブ
自分の好みに合ったHi-Fiスピーカーを見つけるのは難しいものです。実際に部屋に設置してみないと、どのように聴こえるかわからないからです。CR最新モデルは、調整可能なTONE CONTROLノブを搭載。CR最新モデルを設置し、TONE CONTROLノブの位置をいじりながら好みの音源を何曲か聴いてみてください。あなたにぴったりのセッティングが見つかることでしょう。また音楽のジャンルによって異なるセッティングがより良いサウンドであることに気づくかもしれません。

例えば、TONE CONTROLノブを左に回すと、正確で精密な音になり、ジャズやクラシックなどの繊細な音色を聴くのに最適です。TONE CONTROLノブを右に回すと、低音とハイエンドの周波数特性が強調され、ポップスやロック、EDMなどの音源で迫力のあるサウンドを再生します。

※備考:さらに広い周波数帯域をカ再生するには、CR最新モデルに「CR8SBT」サブウーファーを追加しましょう。CR8SBTサブウーファーはCR最新フルレンジモデルの再生帯域を完璧に補完するように設計されており、究極のHi-Fiサウンドシステムを構築することができるでしょう。

※民生機オーディオ対応入力端子RCA
CDプレーヤーやコンポなどの出力端子に対応すべくCR最新モデルにはRCA赤白入力端子を装備しました。様々な機器に対応することが可能です。

【様々な用途に対応可能なCR最新モデル】
TONE CONTROLノブ、LOCATIONスイッチ、豊富な入力端子を装備したCR最新モデルは様々な用途で使用可能なモニタースピーカーです。サイズの異なる4モデルとBluetooth®対応モデル、拡張用サブウーファー、計7モデル(「CR3.5」「CR3.5BT」「CR4.5」「CR4.5BT」「CR5BT」「CR8BT」「CR8SBT」)をご用意してます。設置場所や用途に応じて選択してください。今までの音響環境をCR最新モデルで一新しましょう。

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