プロフェッショナル、ポータブル、
そして極限までパワフル。
高解像度ライブサウンドの世界へようこそ。HD1521 2-ウェイ高解像度パワード・ラウドスピーカーは、控えめかつ優美なデザインでありながら、クラス最大のパワー、抜群の明瞭度と究極の適応性を提供します。Class-D Fast Recoveryアンプは膨大な1600Wものピーク・システムパワーを出力します。次世代のMackie “アクティブ” エレクトロニクスと、ポータブル・パワードPAシステムの世界ではライバルの存在しない、Mackieの特許技術である音響補正プロセシングを組み合わせた高解像度オーディオ・プロセシングは、パワード・ラウドスピーカーの概念を再定義します。EAWによるシステムのチューニングとトランスデューサーのカスタム設計により、つねに素晴らしいサウンドをもたらす理想的なシステムを約束します。すべて木材を使用したコンパクトで頑丈なエンクロージャーは、優れた保護性能を誇り、美しく主張しすぎないルックスは、あらゆる環境にシームレスに溶け込みます。HD1521 2-ウェイ高解像度パワード・ラウドスピーカーは、あなたをワンランク上の体験にいざないます。
出力を最大化
HD1521には、驚愕の1600Wピーク・システムパワーを出力する、最新のClass-Dアンプリファイヤー技術が採用されています。内蔵のアンプはに2台とも、Mackie伝統のFast Recovery回路が採用されています。他のアンプリファイヤーはクリップ領域までプッシュされると、歪んだオーディオの原因となる”ラッチ”を起こすのに対して、Fast Recoveryアンプ方式では、瞬発的な強いトランジェントにも瞬時に反応し、アンプが復旧するまでの時間を大幅に減少させ、必要とされる領域でクリーンなオーディオを確実に提供します。
HD1521の強力なバイアンプのシステムは、同クラスの2-ウェイでは最大のパワーを誇り、700W RMS低域アンプリファイヤーと、100W RMS高域アンプリファイヤーが組み合わされ、135dB(計算値、最大SPLの実測値は125dB)の最大SPLを提供します。SPL値の計測については、様々な議論がなされていますが、数値で表記されているものが、必ずしもすべてを語るとは限りません。ここで、様々な誤解を解き、Mackieは実際に検証可能なスペックを提供することに力を注いでいることを証明するために、役立つ(ある意味、マニアックな)SPL計測の疑惑の世界を解説するガイドを作成しました。: 最大SPLの真相を究明?
計測器や計算機はさておき、HD1521は、ポータブルの2-ウェイ・ラウドスピーカーとしては、最大の”費用対パワー”を提供することは間違いありません。
かつてない体験
Mackieが精密なクロスオーバーとトランスデューサーのタイム/フェーズ・アライメントのプロセシングをラウドスピーカーでも採用し、”アクティブ”エレクトロニクスの流れを作ったのはかなり前のことですが、この革新により、完璧にチューニングされたシステムをセットアップする作業から推量的な仕事をなくし、ラウドスピーカーの世界に後戻りできない進化をもたらしました。HDシリーズ高解像度パワード・ラウドスピーカーは、進化したアクティブ・テクノロジーだけに留まらず、まったく新しいレベルに到達し、パワード・スピーカーに高解像度のライブサウンドという、次の大きな進歩をもたらしました。
市場で最も高価な部類のラウドスピーカーでさえも、ラウドスピーカーの構造に起因する音響的な問題を内包しています。ホーン・ローデッド・ドライバーは”ホーン鳴り”を生じることがあり、コーンドライバーが担当する高域では濁ったサウンドの原因となる物理的な共振が発生します。
Mackieの高解像度オーディオ・プロセシングでは、高解像度のライブサウンドの肝は、ホーンとウーファーの先天的な問題を詳細に計測/分析し、その後、この問題そのものを補正するための、NASA級に高度な(特許取得済みの)音響補正アルゴリズムを作成、適用しています。その結果HDシリーズは、オーディエンスに、その精度の高さのみならず、迫真性のある鮮明なサウンドを体験させることができるのです。
HD 技術解説: HD (ハイ・ディフィニション)真の高解像度を実現する技術についての詳細は、こちらをクリック。
EAW INSIDE
HD1521は、単にそれを構成する部品を組み合わせただけのものではなく、長期に及ぶハードワークの積み重ねと、Eastern Acoustic Works (EAW)の天才的な開発チームにだけが実現可能な、完璧にチューニングされたシステムです。彼らは完璧に最適化されたシステムの微調整だけではなく、最大の効率と最高のパフォーマンスを実現するために、トランスデューサーをカスタム・デザインしました。
ハイエンドの15インチ・ネオジム・ウーファーは3インチのボイスコイルを備え、低域用アンプリファイヤーが伝える膨大なパワーを扱えるよう作られています。ネオジム製のマグネットは、少ない容量でより大きな磁場を形成します。これにより、ウーファーは能力をまったく犠牲にすることなく、非常に軽量になります。大型の3インチ・ボイスコイルは、従来の設計よりも多くの熱を処理、放散します。
1.75インチのコンプレッション・ドライバーは、熱処理されたチタニウムを使って作られたダイアフラムで、高音域を明瞭に再生します。熱処理によりダイアフラムの剛性が増し、不均一な表面によって起こる、耳障りなディストーションを解消します。さらに、ドライバーの寿命を飛躍的に向上させ、魅力的な高域の再生を永きにわたって楽しむことができます。
トーンの調整
この完璧なシステムに柔軟性を与えるため、すべてのHDシリーズ・ラウドスピーカーのリアパネルには、ユーザーが調整可能な3-バンドのEQが装備されています。”フラット”か”ブースト”しか選べない、簡素な2ポジションのEQスイッチではなく、HiとLoがシェルビングでミッドがスイープ可、それぞれ+/- 3dBのゲイン設定が可能な、高品位3-バンドEQを備えています。これにより、その場の必要性に合わせて、ラウドスピーカーをカスタマイズすることができます。
限りない柔軟性を提供する、この優れたサウンドのEQ設定の図解は、こちらをクリック。:
FIT AND FINISH
キラキラのロゴとプラスチックのエンドキャップをパチンとはめて、薄っぺらのエンクロージャーにこれらの高級なコンポーネントを詰め込み、仕事を終わらせることもできたのかも知れません。本当にこれで仕事を終わらせる人たちもいるようですが…Mackieは、市場で最も高額な商品とくらべても遜色のない、手頃な機材をずっと供給してきました。HD1521のすべて木材を使ったエンクロージャーも例外ではありません。15mm厚の樺材合板を使ったキャビネットは、頑丈な内部の支持材と耐久性のある黒塗りのテクスチャード加工でさらに堅牢性を増しています。パウダー・コーティング亜鉛めっきスチール製のグリルは、環境に溶け込む、整った現代的なルックスに貢献しています。スピーカーの存在を意識させたくない場合は、スピーカーのフロント面の、トレードマークとも言えるブルーのLEDを消灯させることができます。モダンアートの仕事?それとも激しいパリッとした現場?
もちろん、バックヤードでのBBQから完全にプロフェッショナルな現場での設置まで、様々な設置方法への対応により、HD1521は現実的なあらゆるシステムに対応します。縦にも、横にも吊るすことができる12箇所のフライ・ポイントと、標準M10アイボルトを使って、HD1521をプロフェッショナルなフライングのシステムにすることもできます。さらに、スピーカースタンドやサブウーファーの上でのポール・マウントにも対応し、シンプルにサブの上やステージにじかに置くこともできます。HD1521は、スタック、ポール・マウント、フライング、すべての設置方法で同様にしっかりと安定し、安心して使うことができます。
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フロント (.JPG, 471 KB) |
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リアパネル (.JPG, 964 KB) |
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斜めから (.JPG, 498 KB) |
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ハーフ・グリル (.JPG, 629 KB) |
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スタンド/ポール (.JPG, 456 KB) |
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横吊り (.JPG, 4.7 MB) |
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縦吊り (.JPG, 355 KB) |
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オーナーズマニュアル
(.PDF, 2.8 MB, 日本語) | ||
スペックシート
(.PDF, 556 KB, 日本語) | ||
HD 技術解説
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Mackieのアクティブ技術: その歴史
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本当の最大SPLとは
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