多くのスタジオエンジニアや音楽制作を行っている方からサブウーファーを私のレコーディングスタジオに追加する必要があるのかないのか教えてください。という質問を受けます。スタジオモニターによってはモニタースピーカー単体でも充分低域が拡声できる機種が存在します。ただし制作内容やプロジェクトによってはサブウーファーを追加することにより、より効果的なミックスを作ることができます。
________________________________________________________________________
スタジオにサブウーファーを追加する理由
■ニアフィールドモニタースピーカーと大きなメインモニタースピーカーがそれぞれ設置されている場合、メインモニタースピーカーの再生周波数を補う意味でサブウーファーが必要になる場合がございます。
■クラブミュージックや大きなコンサート会場をイメージしたミックスをする場合、サブウーファーを設置し、低域でどのような音楽が再生されるか確認する必要がございます。また小さなニアフィールドモニタースピーカーでは低域を確実に再現することができないため、ジャンルによってはサブウーファーを設置し低域を確認する必要がございます。
■コントロールルームで楽器演奏を確認しながらミックスする場合、サブウーファーを追加することにより、より高い音圧を確認することができます。
■5.1チャンネルなど低音増強(Low Frequency Effect)用チャンネルが独立したサラウンドミックスを行う場合、サブウーファーが必要です。
■サブウーファーが正しく設置されていればより深みのある生演奏に近いミックスをつくりだすことができます。フルレンジモニターの負担を軽減させ低域から中域までの再生効率を上げることができます。
MackieスタジオモニターシリーズではMR10Smk3という10インチシングルサブウーファーをご用意しております。さまざまな機種に対応可能なように可変可能なクロスオーバーネットワークも搭載しております。ぜひ今のモニター環境に満足していない方はMR10Smk3導入ご検討ください。