低歪ワイドレンジOnyxプリアンプ、2×4 192kHz USB I/O、24種類のサウンドメイキングに役立つGigFXエフェクトエンジンなどを採用し、ライブレコーディングやライブ配信用途などで高評価を頂いておりますオールインワンコンパクトミキサーMackie ProFXv3シリーズには魔法のボタンが搭載されていることをご存じでしたか?いつものマニュアルに掲載しているアメリカンジョークではないですよ。ProFXv3シリーズにはDAWレコーディングで必要不可欠な「ダイレクトモニタリング」とライブ配信でPC内の音源を同時に配信ができる「ループバック」機能を瞬時に切り替えができる魔法のスイッチ「TO PHONES」を装備しているのです。 (さらに…)
Category: いまさら聞けないシリーズ
巣ごもりで時間があるからこそ、空間のお話です。
在宅需要が増え、多くのミュージシャンやコンテンツクリエーターなどがホームスタジオをより良いものにしようと考え始めました。それは同時にホームスタジオといった空間がもたらす音響面での課題を発見することから始まります。
ご近所さんから苦情がはいりましたか?隣の部屋の壁までも震わすような低域を再生してませんか?不快なサウンドが拡張されてませんか?悪い音響空間で作業をすると、良いミックスは作れません。
薄い壁、狭い空間、低い天井、共振してしまう窓枠。一般的なホームスタジオの多くが抱えている問題ですが、この問題はごく一部にしかすぎません。
幸いなことにマルチトラックレコーディングの技術の進歩、低価格で高品位なサウンドを提供するDAWの発展によりホームスタジオが抱えている問題のいくつかは簡単に解決することができるようになりました。ここでは音の問題を解決するためのいくつかのアイデアをご紹介いたします。 (さらに…)
2020年9月に発売開始以来、高品位ライブ配信や在宅需要オンラインミーティングなどで高評価を頂いておりますMackie USBマイクロホン Elementシリーズ。よくあるご質問「ダイレクトモニタリングとは?」「ダイレクトモニタリングの設定方法」について簡単にご紹介いたします。 (さらに…)
今や携帯電話はじめ、デジタルカメラやノートパソコン、タブレットなどに実装されているリチウムイオンバッテリー。この充電池の名前は知っているが、詳細は知らない人は数多くいらっしゃるかと思います。リチウムイオンバッテリーの特性を知ることで、より長く充電池の寿命を延ばすことができることご存知でしょうか?
まずリチウムイオンバッテリーとは、プラスからマイナスへ移ることで充電され、マイナスからプラスへ移ることでパワーを発揮する充電池です。リチウムイオンバッテリーはいわゆるモバイルバッテリーの中でも特にエネルギー密度が高く、高電圧で大容量なため、様々な機器で使用されています。長寿も長く繰り返し使用にも強くにも耐え、充電速度も速いのが特徴です。よって前述の通りリチウムイオンバッテリーは、携帯電話はじめ、デジタルカメラやノートパソコン、タブレットといった、大容量の電力を消費して充放電を頻繁に繰り返すバッテリーとして数多く採用されているのです。
Mackie製品でも路上ライブや企業の会議室、ポータブルPA、モバイルスピーカーとして多くの皆様にご使用いただいているFreePlayシリーズにリチウムイオンバッテリーを採用しています。リチウムイオンバッテリーは前述の通り大容量で寿命も長いことで有名ですが、初回の充電方法を間違えてしまうと、充電ができなかったり、寿命をちじめてしまう可能性があることをご存知でしたでしょうか?リチウムイオンバッテリーにはバッテリーの破損等を防ぐために過放電状態の場合、正常に充電できなくなるケースがございます。リチウムイオンバッテリーの特性として、新品の状態は、良好なイオン交換が行なわれず、放電能力が低い状態にあります。このまま大電流を流してしまうと過放電状態と判断してしまい、新品でも正常に充電できなくなる場合がございます。新品の状態で過放電を防ぐためには低電流で完全放電・完全充電を繰り返し、電池を活性化させます。これを「慣らし」と呼ぶこともあります。「慣らし」は不要という見解をされる方も多々ございますが、「慣らし」をすることによりリチウムイオンバッテリーの寿命が延びたというケースや、正常に充電を開始したというケースも多々ございますので、間違えた見解ではないかとMackieでは判断しております。 (さらに…)
高品位のヘッドホンはホームスタジオにとって必要不可欠なアイテムです。レコーディングにおいてもミックスダウン作業においても頻繁に使用することでしょう。世の中にはたくさんのブランドから数多くのヘッドホンが発売されています。その中からどのようにヘッドホンを選択すればいいか、少しだけアドバイスいたしますね。 (さらに…)
みなさまはどのようにレコーディングミキシングを行ってますか?ヘッドホンでミックスしてますか?まず、ミックスした音源が様々な環境で聞かれることを忘れないでくださいね。プロフェッショナルレコーディングスタジオでは吸音材やコントロールルームの形状、レコーディングブースの形状、壁の素材等様々な音にかかわる要素を取り入れ、フラットな音になるよう建築やスタジオデザインに多大なるコストをかけてます。この建築音響デザインにかかる費用は音響機材の何倍も費やしている場合があります。
残念なことに、一般的にはプロのレコーディングスタジオみたいに建築音響にお金をかけられませんよね。楽器やプラグインソフト、マイクやミキサーなどにお金をかけるだけで精一杯かと思います。またアパートなどの賃貸住宅では家主の許可を得ず部屋を防音構造に改装することもできません。もし万が一家主の許可を得たとしても壁を取り払って吸音材を入れたり、防音扉をつけたりできる予算もなかなか取れないと思います。幸いなことにパソコンの普及により、昔では考えられないくらい誰でも手に入る予算でマルチトラックレコーディングシステムを構築することが出来る時代になってきました。それではそんな時代に低予算でレコーディングスタジオ並みのレコーディング環境を構築するにはどうすれば良いか、ちょっとしたヒントをお教えしましょう。 (さらに…)
・ミキシングの概念
最終的に聞きやすい音にまとめること。これがミキシングの基本です。言葉でいうと非常に簡単なように聞こえますがなぜ良いミックスを作ることは難しいのでしょうか?レコーディングミックスには目に見えない要素、耳で聞き取れない数多くの要素が含まれています。みなさまのミックスをより良いものにするためのヒントを少しだけ紹介いたします。 (さらに…)
アナログミキサーやアナログレコーディングの時代、GAINの設定方法は非常にシンプルでわかりやすいものでした。アウトボードとミキサーはアナログケーブルでダイレクトに接続されていたり、パッチ盤経由でアナログ接続されているだけで、どこで歪やノイズが生じているか判明するのも簡単な作業でした。現在のオールインワンデジタルミキサーであったり、DAWプラグインソフトではこれらの原因追求は簡単にはできません。デジタル信号の流れは複雑になっており、またデジタルノイズは非常に微々たるもので、さらに厄介なノイズだったりもします。 (さらに…)
PAサウンドシステムを設置する場合、ミュージシャンや観客、その他多くの方々に配慮しなければなりません。ライブハウス、劇場、学校、公民館、宴会場等ありとあらゆる会場で適切にPAシステムを設置することによりすばらしい公演をサポートすることができます。
例えばメインのスピーカーシステムを1ペアのパワードメインスピーカー、1ペアのパワードサブウーファーで設置し、2本のフロアモニタースピーカー、ミキサー、および数本のマイクで構成されたPAシステムだと仮定します。もしバックトラックをミュージックプレーヤーから再生し、ギターで弾き語りをするソロシンガーソングライターだとした場合、例えばMackie パワードスピーカーSRM550に内蔵されたモノラル2ch+ステレオRCA入力機能を装備したミキサー機能で充分事足ります。大規模なPAシステムは必要ないかもしれませんね。マイク、ギター、ミュージックプレーヤーをSRM550に直接接続するだけでPAシステムを構築することができます。
一般的に良いPAシステムとは (さらに…)
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