2018年12月10日
いまさら聞けないシリーズその20 スタジオで使用するヘッドホンの選択方法


高品位のヘッドホンはホームスタジオにとって必要不可欠なアイテムです。レコーディングにおいてもミックスダウン作業においても頻繁に使用することでしょう。世の中にはたくさんのブランドから数多くのヘッドホンが発売されています。その中からどのようにヘッドホンを選択すればいいか、少しだけアドバイスいたしますね。 (さらに…)


2018年4月4日
いまさらきけないシリーズその19 レコーディングスタジオにおける音響環境

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pr_auralex-02_lみなさまはどのようにレコーディングミキシングを行ってますか?ヘッドホンでミックスしてますか?まず、ミックスした音源が様々な環境で聞かれることを忘れないでくださいね。プロフェッショナルレコーディングスタジオでは吸音材やコントロールルームの形状、レコーディングブースの形状、壁の素材等様々な音にかかわる要素を取り入れ、フラットな音になるよう建築やスタジオデザインに多大なるコストをかけてます。この建築音響デザインにかかる費用は音響機材の何倍も費やしている場合があります。

残念なことに、一般的にはプロのレコーディングスタジオみたいに建築音響にお金をかけられませんよね。楽器やプラグインソフト、マイクやミキサーなどにお金をかけるだけで精一杯かと思います。またアパートなどの賃貸住宅では家主の許可を得ず部屋を防音構造に改装することもできません。もし万が一家主の許可を得たとしても壁を取り払って吸音材を入れたり、防音扉をつけたりできる予算もなかなか取れないと思います。幸いなことにパソコンの普及により、昔では考えられないくらい誰でも手に入る予算でマルチトラックレコーディングシステムを構築することが出来る時代になってきました。それではそんな時代に低予算でレコーディングスタジオ並みのレコーディング環境を構築するにはどうすれば良いか、ちょっとしたヒントをお教えしましょう。 (さらに…)


2018年3月28日
いまさらきけないシリーズその18 良いスタジオミックスとは?

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・ミキシングの概念
最終的に聞きやすい音にまとめること。これがミキシングの基本です。言葉でいうと非常に簡単なように聞こえますがなぜ良いミックスを作ることは難しいのでしょうか?レコーディングミックスには目に見えない要素、耳で聞き取れない数多くの要素が含まれています。みなさまのミックスをより良いものにするためのヒントを少しだけ紹介いたします。 (さらに…)


2018年3月27日
いまさら聞けないシリーズその17 最適なPAシステムとは?

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多くの時間を音楽に費やし、すばらしいメンバーと共にすばらしい音楽を作り上げ、数多くのファンがついたあなた。そろそろ自分のPAシステムを導入してみてはいかがでしょうか?

10年前では考えられないほどPAシステムはお求め安い価格になりました。最近ではパワーアンプ内蔵スピーカーにデジタルミキサーが組み込まれ、すべてをワイヤレスでスマートホンやタブレットからコントロールが可能なMackie REACHのようなスピーカーも発売されています。もちろんライブに必要なEQや空間系エフェクターも内蔵されています。 (さらに…)


2018年1月9日
いまさら聞けないシリーズその16 プラグインのGAIN設定

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アナログミキサーやアナログレコーディングの時代、GAINの設定方法は非常にシンプルでわかりやすいものでした。アウトボードとミキサーはアナログケーブルでダイレクトに接続されていたり、パッチ盤経由でアナログ接続されているだけで、どこで歪やノイズが生じているか判明するのも簡単な作業でした。現在のオールインワンデジタルミキサーであったり、DAWプラグインソフトではこれらの原因追求は簡単にはできません。デジタル信号の流れは複雑になっており、またデジタルノイズは非常に微々たるもので、さらに厄介なノイズだったりもします。 (さらに…)


2017年11月30日
いまさら聞けないシリーズその15 PAシステムの設置方法

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PAサウンドシステムを設置する場合、ミュージシャンや観客、その他多くの方々に配慮しなければなりません。ライブハウス、劇場、学校、公民館、宴会場等ありとあらゆる会場で適切にPAシステムを設置することによりすばらしい公演をサポートすることができます。

setting up a pa article 2(1)例えばメインのスピーカーシステムを1ペアのパワードメインスピーカー、1ペアのパワードサブウーファーで設置し、2本のフロアモニタースピーカー、ミキサー、および数本のマイクで構成されたPAシステムだと仮定します。もしバックトラックをミュージックプレーヤーから再生し、ギターで弾き語りをするソロシンガーソングライターだとした場合、例えばMackie パワードスピーカーSRM550に内蔵されたモノラル2ch+ステレオRCA入力機能を装備したミキサー機能で充分事足ります。大規模なPAシステムは必要ないかもしれませんね。マイク、ギター、ミュージックプレーヤーをSRM550に直接接続するだけでPAシステムを構築することができます。

一般的に良いPAシステムとは (さらに…)


2017年10月19日
いまさら聞けないシリーズその14 最適なサウンドを聞き分ける方法

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最適なサウンドを聞き分ける方法
このタイトルはいまさら聞けないシリーズというより、サウンドエンジニアにとっては永遠のテーマかもしれませんね。サウンドエンジニアにとって、もっとも難しいのは自身の耳で聞いた音が本当に正しい音なのか?という自身のリスニングスキルを信頼する方法を学ぶことです。自身の耳で聞いた音を信頼する方法を学ぶためには長年の経験が必要です。多くの環境で様々なジャンルの音楽を扱うことにより経験値は確実に上がっていきます。ロールプレイングゲームと一緒ですよ。瞬時に経験値をあげることはできません。もちろん基本知識は必要ですが、セオリーどおりに毎回同じようにマイクを設置しても必ずしもすばらしいサウンドを得られるというわけではございません。現在の状況に応じて適切なマイクを選択し、最適な音でレコーディングやPAオペレートができるかどうか。最終的にはサウンドエンジニアの耳で判断するしかないのです。 (さらに…)


2017年10月12日
いまさら聞けないシリーズその13 マルチバンドEQの使い方

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アナログレコーディングの時代は空間系エフェクターはギターアンプなどで今でも採用されているスプリングリバーブが主流でした。今では特殊効果を得る以外レコーディングではあまり使われていませんよね・・・。そんなアナログテープ録音時代でもEQは存在しました。EQは今も昔も音響エンジニアには必要不可欠のツールです。EQを適切に使用することにより様々な音源を分離させることができ、明瞭度の高いミックスを作ることができます。また音にならない無駄な再生周波数帯域をカットすることによりすっきりしたミックスに仕上げることもできます。ツインギターの激しいサウンドでもそれぞれのサウンドを明確にし、またドラムの混沌とした無駄な低域を排除し、さらに埋もれがちなボーカルを全面に押し出すことも、すべて適切なEQ処理により可能になります。

しかしながら今も昔もEQ処理に関しては数多く間違えた使われ方をされています。たとえば録音された音源が適切に録音されていなく、貧弱なサウンドだったとしましょう。この貧弱なサウンドをいくらEQ処理を行ったところで、貧弱なまま無駄にノイズのみ増えてしまうだけです。EQ処理をする前提で録音するのではなく、適切なマイク位置、適切な入力ゲインを確保し録音することを試みてください。適切な録音を行った音源にEQ処理をかけることにより、明瞭度の高いミックスに仕上げることができるようになるのです。

まずはあなたの耳を信じてください。耳で聞いて適切なEQ処理を行うことを心がけましょう。すべての楽器にはそれぞれ特色があり、EQ処理で特定の周波数をブーストするのか、カットするのかは楽器によって異なります。生の楽器がどのような音で鳴っているか。これがレコーディングの出発点です。 (さらに…)


2017年9月19日
いまさら聞けないシリーズその12 リファレンスモニタースピーカーとヘッドホンを使ってミキシングする方法

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リファレンスモニタースピーカーとヘッドホンを使ってミキシングする方法

なぜリファレンスモニタースピーカーを使うべきなのか?疑問に感じたことはございませんか?レコーディング、ミックス作業をするのにあたり、新たに1ペアのモニタースピーカーを導入したとしましょう。Mackieモニタースピーカーでなくともかまわないですよ。できればMackieのモニタースピーカーを導入してくれたほうが嬉しいのですが・・・。いまどきのモニタースピーカーはどんな機種でも最初はすばらしいミックスができると思われがちです。もちろん満足のいくミックス作業ができるでしょう。ただちょっと待ってください。もし購入したモニタースピーカーがMackieでも他社のスピーカーでもあなたのレコーディング環境の中では最高のミックスを作り上げることは可能でしょう。ただミックスした音源を他の場所で聞いてみてください。おそらくミックスバランスがご自身のレコーディング環境で聞いたときとは異なって聞こえてきてしまうはずです。プロフェッショナルのミックスは1ペアのモニタースピーカーでバランスをとるのではなく、どんなスピーカーで再生しても同じミックスバランスで聞こえることが求められます。

YAMAHA NS10 Monitorの歴史
ns10勘違いしないでくださいね。ここはMackieのホームページであって、YAMAHAのホームページではないですよ。 (さらに…)


2017年9月6日
いまさら聞けないシリーズその11 位相反転ボタンとは?

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このマーク (Ø) のボタンは何に使うの?
ミキサーについているこの記号 (Ø) のマークのボタンは何に使うのか?と疑問に感じたことはありませんか?ミキサーだけでなくDAWソフトなどにもこの機能が装備されていますよね。このボタンは一般的に各チャンネルの位相反転をさせる機能です。このボタンを押すことにより入力信号の位相が180°反転されます。下の画像の赤い波形は通常の入力信号です。青い波形は位相反転ボタンを押した時の入力信号です。位相反転ボタンを押した場合、時間軸(横軸)での変化はまったくなく、単純に信号が反転されます。 (さらに…)