多くの時間を音楽に費やし、すばらしいメンバーと共にすばらしい音楽を作り上げ、数多くのファンがついたあなた。そろそろ自分のPAシステムを導入してみてはいかがでしょうか?
10年前では考えられないほどPAシステムはお求め安い価格になりました。最近ではパワーアンプ内蔵スピーカーにデジタルミキサーが組み込まれ、すべてをワイヤレスでスマートホンやタブレットからコントロールが可能なMackie REACHのようなスピーカーも発売されています。もちろんライブに必要なEQや空間系エフェクターも内蔵されています。
もちろんもっと安いPAシステムも世の中にはたくさんあります。ただ自分のPAシステムを導入するにあたり、数万円程度ケチってはだめですよ。たった数万円の差ですばらしい音楽も観衆には貧弱なサウンドに伝わってしまうのです。せっかく努力して数多くのファンがついても貧弱なPAシステムでは、ファンが離れていってしまう可能性もあるからです。
良いPAシステムと悪いPAシステムとは何が違うのか?簡単に言ってしまえばPAシステムへの入力信号が悪ければいくらすばらしいPAシステムを構築しても悪い音しか再生されません。例えばすばらしいレコーディングの音源をMP3に落としたとしましょう。その時点で音の明瞭度は下がりますよね?それと同じことです。
もしあなたがPAシステムを購入する時期が来た場合、まずは入力するマイクや楽器の数をちゃんと検討しましょう。またもちろんどのような会場でイベントをするかもちゃんと検討しましょうね。入力チャンネルが少なすぎるシステムやパワーのないスピーカーを購入してしまった場合、無駄にお金を使ってしまいますよ。
マイクロホン、スピーカー、ミキサーはポータブルPAシステムの大部分を構成します。
Mackie DL32RのようにEQ、コンプ、リミッター、エフェクター等必要な機能がすべて内蔵されているデジタルミキサーはポータブルPAシステムの中心となる機材です。マルチトラックレコーディングも出来るのでライブRECも簡単にできますよ。
ポータブルPAシステムを購入する際に悩むのはやはりスピーカーでしょう。一般的にポータブルPAスピーカーは12インチもしくは15インチの低域ウーファーユニットを採用しています。サイズが大きい15インチであれば12インチよりパワーはあります。ただし12インチはコンパクトで軽量、持ち運びに便利ですよ。悩ましいところです・・・。12インチを購入した場合、別途サブウーファーを追加すればイベントや会場の広さによってサブウーファーを持って行く持って行かないを選択することが出来ますよ。
ここまで話をしていてなんですが、時と場合によってはPAシステムをレンタルするという方法も選択肢として考えておいてください。高品位なPAシステムを会場にあわせレンタルすることによって最高のサウンドを演出することができます。真のプロフェッショナルサウンドで自分たちのライブをすることも必要ですよ。
いずれにしても最適なPAシステムで最高のイベントを行い、もっとファンを増やすことに勤めましょう!良い音楽は良いPAシステムと共に作り上げていくことが出来るのです。