いまさら聞けないシリーズその1 ミキサーのAUX SENDは何に使うの?

2017年4月18日

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ライブサウンドやレコーディングでミキサーを使うときAUX SENDを活用することにより最適なミキシングが可能になります。ミキサーの各入力チャンネルをAUX SENDはメインアウトとは別にミックスをしメインアウトとは別に独立した出力を確保することができます。AUX SENDは聞きたいチャンネルだけ送って聞きたくないチャンネルはカットすることもできます。
Aux Outputs DL1608
AUX SENDには一般的にプリフェーダーとポストフェーダーという2つの方式がございます。

プリフェーダーモードで使用する場合、チャンネルのAUXはAUX SENDノブでAUX SENDに送る音量を調整しますが、そのチャンネルのフェーダーの影響は受けません。その名のとおりプリフェーダー(フェーダーの前)なのです。

ポストフェーダーモードでは、そのチャンネルフェーダーで操作した音量がAUX SENDに影響してきます。AUX SENDノブをあげただけではAUX SENDに音を送ることができず、フェーダーをあげてはじめてAUX SENDへ音を送ることができるのです。その名のとおりポストフェーダー(フェーダーの後)なのです。
Aux Channel
AUX SENDはさまざまな用途で使うことができます。

■ライブ演奏やレコーディングの際に、ミュージシャンが自分の演奏のしやすいようにメインアウトとは異なったミックスをつくり聞くことができます。通常この場合はプリフェーダーモードを使用します。

■リバーブやディレイ、コンプレッサーなどのエフェクターに音声を送ることができます。通常エフェクターの出力はミキサーのステレオ入力、もしくはAUXリターンに戻します。ミキサーに戻すことによりエフェクトの音をミキサーの出力またはチャンネルに追加することができます。通常この場合はポストフェーダーモードを使用します。

■レコーディングでオーバーダビングをする際にレコーディングオーディオインターフェースに特定のチャンネルだけを送ることができます。

■メインアウトとは別のサブミックスを作ることができます。

Mackieコンパクトミキサーは用途やご予算に応じてさまざまな機種をご用意しております。ミキサー導入ご検討されている方は是非Mackieコンパクトミキサーをご検討ください。

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