最適なサウンドを聞き分ける方法
このタイトルはいまさら聞けないシリーズというより、サウンドエンジニアにとっては永遠のテーマかもしれませんね。サウンドエンジニアにとって、もっとも難しいのは自身の耳で聞いた音が本当に正しい音なのか?という自身のリスニングスキルを信頼する方法を学ぶことです。自身の耳で聞いた音を信頼する方法を学ぶためには長年の経験が必要です。多くの環境で様々なジャンルの音楽を扱うことにより経験値は確実に上がっていきます。ロールプレイングゲームと一緒ですよ。瞬時に経験値をあげることはできません。もちろん基本知識は必要ですが、セオリーどおりに毎回同じようにマイクを設置しても必ずしもすばらしいサウンドを得られるというわけではございません。現在の状況に応じて適切なマイクを選択し、最適な音でレコーディングやPAオペレートができるかどうか。最終的にはサウンドエンジニアの耳で判断するしかないのです。 (さらに…)
Category: レコーディングスタジオ
2017年7月11日に発表、まもなく日本国内発売開始予定のパワードスタジオモニター「New MR Series」よくある質問14項目Q&Aをとりまとめました。
プライベートホームスタジオ、コンテンツクリエーター、マルチメディアモニター用に設計されたNew MRシリーズは5.25インチ2Way「MR524」、6.5インチ2way「MR624」、8インチ2Way「MR824」のフルレンジモデル3機種と10インチイングルサブウーファー「MRS10」と合計4機種のラインナップとして今秋発売開始を予定しております。新たなデザインを採用したNew MRシリーズパワードスタジオモニタースピーカーは原音に忠実なサウンドを実現し、あらゆるミックス作業において比類なきパフォーマンスを提供。皆様のミキシング作業をサポートします。
20年にもおよぶMackieスタジオモニターの技術を採用した高域ウェーブガイドは、幅広いエリアでスイートスポットを提供し、高性能ステレオイメージを再生。様々な音楽制作現場で一貫したサウンドを実現します。原音に忠実で明瞭度の高いサウンドを実現するためにMackieの音響エンジニアによる緻密なチューニングを施し、精度の高いスピーカーユニットとパフォーマンスの高いパワーアンプを採用したNew MRシリーズは、どのような環境においても皆様のミキシング作業を適確にサポートします。 (さらに…)
2017年10月3日(火)LOUD Technologies Inc(本社:アメリカ合衆国ワシントン州)は新製品、高解像度オーディオインターフェース「Onyx™ USBインターフェースシリーズ」を発表しました。新たに発表したモデルは「Onyx™ Artist 1•2」「Onyx™ Producer 2•2」の2モデル。これらには実績のあるMackie Onyxマイクプリアンプを搭載。24-bit/192kHzデジタルコンバーター、レイテンシーのないダイレクトモニタリング回路等を装備した2×2高解像度USBオーディオインターフェースです。さらにTracktion™ T7 DAWソフトウェアとDAW Essentials Collection™ライセンスを同梱。箱を開けたその日からプロフェッショナルレコーディング を楽しむことができます。 (さらに…)
リファレンスモニタースピーカーとヘッドホンを使ってミキシングする方法
なぜリファレンスモニタースピーカーを使うべきなのか?疑問に感じたことはございませんか?レコーディング、ミックス作業をするのにあたり、新たに1ペアのモニタースピーカーを導入したとしましょう。Mackieモニタースピーカーでなくともかまわないですよ。できればMackieのモニタースピーカーを導入してくれたほうが嬉しいのですが・・・。いまどきのモニタースピーカーはどんな機種でも最初はすばらしいミックスができると思われがちです。もちろん満足のいくミックス作業ができるでしょう。ただちょっと待ってください。もし購入したモニタースピーカーがMackieでも他社のスピーカーでもあなたのレコーディング環境の中では最高のミックスを作り上げることは可能でしょう。ただミックスした音源を他の場所で聞いてみてください。おそらくミックスバランスがご自身のレコーディング環境で聞いたときとは異なって聞こえてきてしまうはずです。プロフェッショナルのミックスは1ペアのモニタースピーカーでバランスをとるのではなく、どんなスピーカーで再生しても同じミックスバランスで聞こえることが求められます。
YAMAHA NS10 Monitorの歴史
勘違いしないでくださいね。ここはMackieのホームページであって、YAMAHAのホームページではないですよ。 (さらに…)
Sound&Recording Magazine 2017年10月号にて3×2ハイブリッドモニターコントローラー&オーディオインターフェース「Big Knob Studio」の製品レビューが掲載されております。
(P158~P159)
本誌では2017年9月1日に発売開始のBig Knob Studioをフリーランスとして活躍するプロのレコーディング・エンジニアに使用いただき、音質、操作性を徹底的にレビュー頂いております。今回ご試聴いただいたレコーディングエンジニアの方は2005年に発売開始した初代Big Knobのサウンドと機能を熟知しており、初代Big Knobとの比較もレポートいただいております。今回リニューアルされたNew Big Knobシリーズの中でミッドレンジのBig Knob Studioの操作性のよさ、さらに色付けのないサウンドなど2ページにわたりレポートいただいております。
Big Knob Studioは初代Big Knobからの基本的な機能を踏襲した上で、USBオーディオI/O(24bit/192kHz)を組み込み、いままでの音源&モニターコントローラーとしてだけでなく、DAWと同時に使用しレコーディングやプレイバックまでもが可能な機種であることをレポートいただいております。ch1/ch2入力には定評のあるMackie Onyxマイクプリアンプを搭載しファンタム電源が供給可能でコンデンサーマイクも使用できるほか、楽器からライン音源まで様々な入力に対応。USBに接続したコンピューターにレコーディングもダイレクトにできるので、本機+コンピューターのみでレコーディング環境を構築できると高い評価をいただいております。
もちろんモニターコントローラーとして初代Big Knobから継承する大きなノブを備え、正確なボリュームコントロールが可能。また入力音源、モニターセレクトのみならず、ミックスバランスや位相をチェックするのに便利なMONOスイッチ、出力を瞬時に止めてくれるMUTEスイッチ、小さい音量でミックスを確認したり、作業中に電話がかかってきたときに便利なDIM(-20dB)スイッチなど、便利な機能も装備し、さらに初代より進化したスイッチはLED点灯スイッチを採用。操作性、視認性がよくかつコンパクトな設計であると高い評価をいただきました。もちろん原音に忠実なサウンドで音質面でも高評価をいただいております。
モニターコントローラーの導入を考えている方のみならず、USBオーディオI/Oを探している方にもお勧めできる機種であると高い評価をいただきました。
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DiGiRECO VOL.195号にて2×2パッシブモニター・コントローラー「Big Knob Passive」の製品レビューが掲載されております。(P13)
本誌では2017年6月に発売開始したBig Knob Passiveをお使いいただき音質、操作性を徹底的にレビュー頂いております。手元でスピーカーの音量を調整したい。2台のスピーカーを切り替えて使いたい。スマートフォンの音源を参考に聴きながら作業したい。といったDAW環境におけるちょっとした要望をかなえてくれる機材、それがBig Knob Passiveであるということをレポートいただいております。電源不要で2in2outを手元でコントロールでき、音質劣化もなく、誰でも手に届く価格帯で音楽制作作業効率もアップする機材であると高評価をいただいております。 (さらに…)
Sound&Recording Magazine 2017年9月号にて2×2パッシブモニター・コントローラー「Big Knob Passive」の製品レビューが掲載されております。
(P156~P157)
本誌では2017年6月24日に発売開始したBig Knob Passiveをフリーランスとして活躍するプロのレコーディング・エンジニアに使用いただき、音質、操作性を徹底的にレビュー頂いております。今回ご試聴いただいたレコーディングエンジニアの方は2005年に発売開始した初代Big Knobのサウンドも熟知しており、今年の1月に米国Namm Showで発表されたNew Big Knobシリーズに興味を抱いていただいていたとのこと。今回リニューアルされたNew Big Knobシリーズの中でもっともコンパクトでシンプルなBig Knob Passiveの操作性のよさ、さらに色付けのないサウンドなど2ページにわたりレポートいただいております。
Big Knob Passiveは初代Big Knobから継承する大きなノブを備え、正確なボリュームコントロールが可能。また入力音源、モニターセレクトのみならず、ミックスバランスや位相をチェックするのに便利なMONOスイッチ、出力を瞬時に止めてくれるMUTEスイッチ、小さい音量でミックスを確認したり、作業中に電話がかかってきたときに便利なDIM(-20dB)スイッチなど、便利な機能も装備し、操作性がよくかつコンパクトな設計であると高い評価をいただきました。もちろん原音に忠実なサウンドで音質面でも高評価をいただいております。 (さらに…)
2017年7月11日(火)LOUD Technologies Inc(本社:アメリカ合衆国ワシントン州)は新製品、パワードスタジオモニタースピーカーNew MRシリーズを発表しました。プライベートホームスタジオ、コンテンツクリエーター、マルチメディアモニター用に設計されたNew MRシリーズは5.25インチ2Way「MR524」、6.5インチ2way「MR624」、8インチ2Way「MR824」のフルレンジモデル3機種と10インチイングルサブウーファー「MRS10」と合計4機種のラインナップとして今秋発売開始を予定しております。新たなデザインを採用したNew MRシリーズパワードスタジオモニタースピーカーは原音に忠実なサウンドを実現し、あらゆるミックス作業において比類なきパフォーマンスを提供。皆様のミキシング作業をサポートします。 (さらに…)
2017年1月世界最大楽器展示会『NAMM show2017』にて発表されたモニターコントローラー「New Big Knobシリーズ」3機種のうち、2×2パッシブモニターコントローラー「Big Knob Passive」の発売を開始いたします。
発売開始モデル
【Big Knob Passive】
2×2音源/モニターコントローラー
オープンプライス 税別市場予想価格 ¥8.200-
UPC:06 63961 05046 2
発売開始日:2017年6月24日(土) (さらに…)
クリッピングを理解するには電子機器内における音声信号の流れを理解する必要があります。音声はマイクロホンや楽器のピックアップなどを介して電子信号に変換された後、AC電圧が音声信号になります。この音声信号の音量を上げるためにはAC信号の電圧を高くする必要があります。オペレーションアンプはゲインをかせぐための回路を装備していますが、信号の振幅には限界があります。この限界値は下記の図で緑の点線で表記しております。下記2つの図には異なる正弦波を表示しています。上の図の正弦波は限界値の中に納まっていますが、下の図の正弦波はこの限界値(緑の点線)を超えています。下の図のフラットに表示してある青い線が信号が「クリッピング」していることを表しています。 (さらに…)
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